コロナが少しずつ落ち着いてきていた2023年の年明けに、ふと「お店をやってお客さまに直接 MEYAME を届けたいな」と思いました。
そこからどんなお店にしていくのかを考える日々が始まり、辿り着いたコンセプトは「時間を忘れて MEYAME を感じられる場所」でした。ブランドのコンセプトも「ずっと手元に残しておきたい服」という抽象的なものですが、お店についても同じように抽象的なものにしました。抽象的なイメージを時間をかけて具体的にしていくのが好きで、服作りでも同じプロセスを踏んでいます。

「時間を忘れて MEYAME を感じられる場所」を具体的にするために必要なことは?
一つ目は「広くて陽あたりが良くて気持ちの良い空間」学芸大学の目黒通り沿いの 2F に理想の場所を見つけることができました。
陽の光が燦燦と入り、開放的な空間で、大きなバルコニーもあります。ここならソファを置いてお茶を飲みながら、じっくり MEYAME を感じてもらえると直感しました。
二つ目は「MEYAME への理解が深く感じの良い接客」
2023年の夏に卸先の広島のセレクトショップが諸々の理由でクローズすることになりました。そのお店に MEYAME を大事に販売してくれていて、こういう人がお店にいてくれたらと思っている人がいました。その人が店長の渡邉です。

さらにお店とオフィスを同じ場所に置くことで、作り手である私たちが直接接客することができると思い、お店とオフィスはカーテンで仕切り、併設することにしました。「時間を忘れて MEYAME を感じられる場所」を体感しに来ていただけたら嬉しいです。

染谷 めぐみ
染谷 裕亮

PROFILE

染谷 めぐみ デザイナー

長野県出身。2018年秋冬から「ずっと手元に残しておきたい服」をコンセプトに染谷 裕亮と MEYAME をスタート。

INSTAGRAM: @meyame_megumi